こんにちは。
私は外食で焼肉やステーキなどを食べたあと、お腹が急に痛くなったことが何度かあります。かなり強めの波が押し寄せてきて、もう脂汗ダラダラでトイレや薬局に駆け込んだこともあります。

そういったことは少し高いお肉を食べた時に多かった気がして、
「庶民の私には、高級なお肉の脂はダメなんだ…( ;∀;)」なんて言って笑い話にしていましたが…。よく考えてみると、最近はお高い店でも庶民的な店でも関係なく、食べた後お腹が痛いなぁと思うことが増えました…。
せっかくの外食を楽しんでいるところでお腹が痛くなると、ホント嫌なものです!

年齢のせいなのか、胃腸が弱くなっているのか。
同じだけ食べたあとでも、大丈夫だった時も確かに過去にあったので、
なぜ、油ものを食べるとお腹を壊してしまうようになったのか、今日はその理由をまとてみたいと思います!

Contents

加齢が理由?脂ものが食べられない理由

通常食べ物が胃へ運ばれると、胃では時間をかけ食べ物と胃液を混ぜ分解し、その後小腸へと送ります。小腸ではさらに分解を繰り返し、栄養素を吸収していきます。

胃で食べ物を分解し小腸へ送り出すまで、だいたい4時間くらいの時間がかかります。
脂肪は、胃ではほとんど消化されず、十二指腸に送られます。十二指腸に送られると、胆汁という消化液によって消化されていきます。

十二指腸で脂肪が消化されている間、胃は働くことができず、その間胃には食べ物がたまったままになっているのです。


その結果、食欲がなくなる・胃もたれを起こすといった症状が起こります。
加齢とともに胃の働きが弱まってくるとさらに消化の時間がかかるようになり、胃に食べ物が留まる時間が長くなるため、より胃に不快感を感じることが多くなります。

脂肪分が多いものはさらに負担が大きくなる!

もともと脂肪は消化に時間がかかる栄養素ですが、脂肪分が多いお肉は胃腸への負担がさらに大きくなります。

特に霜降り肉やカルビなど脂肪がたっぷりのお肉をたくさん食べると、胃酸の分泌が乱れたり、分解されず腸まで運ばれることで消化不良を起こし、下痢になってしまうということも。

ストレスが溜まっていない?心のケアも大事です。

胃や腸は、自律神経によってコントロールされています。不安や心配事などのストレスなどで自律神経が乱れると胃腸の運動が強くなり、結果下痢などを引き起こすことが。
また睡眠不足や生活習慣の乱れなどでも起こることがあります。

食べ方を見直して、美味しいお肉をいただきましょう

脂ものでおなかを壊す代表的な原因を挙げてみましたが、それでもやっぱり美味しいお肉が食べたい! そう思う人も多いでしょう。

普段から胃もたれしにくい体づくりをしてみましょう!

胃の老化予防!よく噛んで食べる!

胃の負担を軽くするために、よく噛んで食べましょう。一口30回が目安です。

30回以上噛むことで唾液がたくさん分泌され、食物の消化を助けます。
咀嚼が少ないと胃に大きな負担がかかり、胃酸の出過ぎによる胃潰瘍など病気につながることも。しっかり噛んで胃を守りましょう。

お肉だけでなく、他の食物も食べましょう!

焼肉屋さんへ行くと、お肉とビール!になっていませんか?
それは最高に美味しい組み合わせかも知れませんが、アルコールを飲みすぎると胃にはやっぱり負担になってきます。

脂質とアルコールが合わさることによって、お腹を壊してしまうこともあります。野菜や温かい汁物なども一緒に食べることを心がけてください。もちろん毎日の食事もバランス良く、しっかり噛んで食べましょう。

脂の多いお肉を減らして、赤身のお肉を食べよう!

赤身のお肉でも焼き方ひとつでジューシーに食べることができます。
赤身のお肉は水分量が多いのですが、強火で焼くと一気に水分が抜けパサパサになったり、硬くなったりします。

強火でなく、弱火〜でじっくり焼いていきましょう。片面ずつ、あまり触らずゆっくり焼くことで、赤身のお肉でも柔らかくジューシーになります。


赤身でもジューシー。焼肉用スライス モモ肉

モモ寄りの「サーロイン」でさっぱり食べられる!豚ロース


ストレス軽減!自律神経を整えよう!

自律神経は、交感神経と副交感神経という2つの神経で成り立っています。交感神経は昼間など起きている時に活発になり、副交感神経は夜間などリラックス状態の時に活発になります。

この2つがバランスよくあることで心身の健康につながりますが、どちらかの状態が長引くなどバランスが崩れると、自律神経が乱れた状態になります。
例えば、昼間嫌なことがあって夜もずっとイライラ…など、交感神経がずっと活発な状態が続くことがよくある方は、自律神経が乱れているかも。

夜は無理をせず、ゆっくり音楽を聴いたり湯船に浸かったり、睡眠をしっかり取るなど自分がリラックスできる状態を作ってあげましょう。
反対に日中は適度に体を動かすことも大切です。運動が苦手な方でも、ヨガやストレッチ、ウォーキングなど取り入れてみましょう。




いかがでしたか。原因を見てみるとどれも当てはまる気がしました…😅 自分の体を労って、美味しいものを長ーーーく食べられるようにしたいものですね。

脂ものでお腹を壊しやすいあなた、ぜひ胃もたれ予防を試してみてくださいね。