はちみつの秘密【はちみつでジューシー焼き豚♪】
冬の時期になると、はちみつやプロポリスなど、身体にいいものが店頭に並ぶことが多くなりますね。
とりわけ最近はマヌカハニーをよく見かけます。
わたしも一度買ってみたことがあります。
ちょっと癖のある味で、ざらっとした舌ざわりでしたが、慣れてくるとだんだん美味しく感じるようになってきました。
小さい頃の私は、はちみつの独特な味と香りが苦手で、はちみつ味のものはお菓子でもあまり食べませんでした。
大人になってから、知り合いの方で蜜蜂を事務所の屋上で育てているという人がいて、採蜜(さいみつ)を体験させてもらったことがきっかけで、
採れたてだと「香りも味も違うし、いつもの癖のある味がしない~☺」と知ることが出来ました。
それ以来、苦手意識が薄れて料理などに使ったりすることが増えてきました。
今日は、はちみつを使って、やさしい甘さが幸せな焼き豚のレシピをご紹介します。
その前に…はちみつについても調べましたので、ご一緒にどうぞ!(^^)!
Contents
はちみつのひみつ
天然の保湿剤
はちみつ成分が入ったスキンケア商品やリップクリームなどを、一度は見たことがあるのではないでしょうか。
また、唇が荒れたときに、はちみつを塗っておくといいよ!なんて言われたり。
はちみつは「天然の保湿剤」と言われるほど保湿力があるため、スキンケア商品などによく使われています。
古い時代を舞台にした洋画で、ケガをした時、傷口にはちみつを塗るといったシーンを見かけることがありますが、
それははちみつの保湿力で傷口の乾燥を防ぎ、かつ抗菌力もあるため、細菌の繁殖を防ぐことが出来るから。
こんな感じで、はちみつは単に食べるだけでなく、けがの治療や薬代わりに使用されてきた歴史があります。
はちみつの栄養
はちみつはカルシウム、ビタミンB1、B2、葉酸、その他アミノ酸や酵素なども含まれるスーパーフード。
スキンケア、傷ややけどの修復、咳止めなどのほかに、疲労回復にも効果がありますよ。
とは言っても、はちみつには様々な規格があり、その栄養素・殺菌効果がほぼないものがあります。
それは「精製はちみつ」や「加糖はちみつ」と呼ばれるもので、何らかの加工がされているもの。
「加糖はちみつ」においては、栄養素は半減といった感じらしいですが、
「精製はちみつ」は、はちみつの香りもしないんだそう。
天然成分100%の「純粋はちみつ」と呼ばれるものは厳しい品質基準があり、栄養素がしっかり含まれています。
しかし、
・純粋はちみつでも、45度以上の熱を加えると栄養素が壊れて効果がなくなってしまいます。
さらに、
・純粋はちみつでも「加熱されたもの(栄養素が壊れたもの)」と「非加熱のもの」が存在します。
なんだか…むずかしいですが、
…まとめると、
【純粋はちみつの中でも、非加熱のはちみつ】には栄養がしっかり入っています、ということですね。
産地によっては、純粋はちみつとラベルに書かれていても、加熱されているものもあるらしいので、もし栄養たっぷりはちみつを探しているなら、はちみつ専門店で確認してみてください!
そしてせっかく高価で加工されていないはちみつを購入したなら、そのまま味わったり、ヨーグルトや飲み物に混ぜて食べるのが一番。
加熱するお料理には、甘みや照りをつけるために、はちみつを使いましょう!
オーブンで焼く!はちみつを使ったジューシー焼き豚の作り方
・豚肉肩ロース ブロック(約500g) 1本
・油 適量
★タレ
水 1カップ
酒 1/2カップ
しょうゆ 大さじ3
砂糖 大さじ2
塩 少々
※酒の代わりに紹興酒でもOK!
※砂糖の代わりにはちみつでもOK!
あればこちらも「★」に加えて
ごま油 大さじ1
にんにく、しょうが、長ネギ(青い部分)適量
・豚肉に塗るはちみつ 適量
※はちみつを塗るのに、ハケなどがあれば尚良し!
中華風にするときは、「★」に中華風のスパイスを入れるのもおススメです。おススメは五香粉(ウーシャンフェン)。シナモンやサンショウなどの陳皮が含まれた、四川料理に使われるスパイス。少し入れるだけで、中華風の香りに♪
- 豚肉にフォークを刺してタレを染み込みやすくする。
この時、豚肉に水分があったらキッチンペーパーで拭き取っておく。 - 「★」を混ぜてタレを作り、豚肉を1時間ほど漬け込む。漬け込んだタレは捨てずに残しておく。
- 油を熱したフライパンで、タレを落とした豚肉の表面に焼き目を付ける。
- オーブンを180度に熱する。オーブン皿にクッキングシートをひいて豚肉を乗せて15分ほど焼く。
焼けたら、豚肉を裏返し残っているタレをスプーンなどで少しかけて、さらに15分焼く。(この時、焦げついてきたらアルミホイルをかぶせて焼く。)
その後、豚肉にはちみつを塗り、再度オーブンに戻して5分ほど焼く。 - 中に火が通り焼きあがったら、お好みで更にはちみつをかけ、粗熱を取って出来上がり!切り分けてそのまま食卓へ。チャーシューとしてラーメンやどんぶりに使ったり、お弁当のおかずにも。
【おススメは肩ロースブロックです♪】
【定番のバラブロックも♪】
はちみつのやさしい甘みが決め手!
残ったタレは、煮詰めてとろみをつけ、切り分けた焼き豚にかけてもおいしいです。
また、オーブンがない場合、魚グリルを使ったり、お鍋でタレと一緒に煮込むなどの方法もあります。
火加減や焼き時間などは様子を見ながら加減して下さいね。