香りを楽しむ♪春菊で春を感じる豚肉レシピ
お鍋の季節から春頃まで、店頭で見かける「春菊」。
皆さん普段はどんな風に食べることが多いですか?
わたしは、香味野菜と呼ばれるものは大体好きで、春菊に関しては、おひたしや天ぷら、お鍋などに良く使います。
先日スーパーマーケットで見かけて一束買ったんですが、
何か違う食べ方がしてみたい…せっかくなら、豚肉と合わせて食べてみたい…
そんな気持ちがムクムクと湧いてきました。
ということで今回は、春菊について触れながら、春菊+豚肉のレシピをご紹介したいと思います(^^)/
Contents
春菊はどんな野菜?
地域によって違う春菊
春菊は11月から3月が旬。香味野菜のひとつでキク科の植物です。
原産地はトルコやギリシャなど地中海沿岸で、主にヨーロッパ側では鑑賞用として、アジア側では食用として栽培されています。
日本へは室町時代に中国から渡ってきました。
ちょっと調べてみたら、春菊の花は素朴でかわいらしい!ヨーロッパの人たちが鑑賞用に栽培するのもわかります(^-^)わたしも鑑賞用に育てたい♪
これまでは東アジアのみで食べられていたそうですが、近年では和食ブームもあって欧米などでも食べられるようになってきているとか。
春菊には種類がいくつかあり、産地によって葉の大きさ、苦みなど違いがあるんだそう。知らなかったです!
葉がタンポポの葉の様にギザギザしたものは「中葉種」と呼ばれており、
葉の切れ込みがあまりなく、ギザギザしていないものを「大葉種」と言うそう。大葉種は中国地方や九州で多く栽培されているそうです。
香りも中葉種より強くないんだとか。食べてみたい!(‘;’)!
アロマの効果もあります
春菊の香りには、「リモネン」という柑橘系の精油成分が含まれています。
オレンジやレモン、柚子などの他に、ヒノキなどにも含まれる成分で、
洗剤や医薬品などにも使用されています。
リラックス効果、免疫力UP、また自律神経や胃腸の調子も整えてくれます。
調理する前にも、香りを楽しんでおきたくなりますね(^-^)
栄養素としてはβカロテンが豊富。βカロテンは皮膚や粘膜の健康を維持、視力にも良いとされていて、特に夜盲症などに効果があるそう。
またビタミンKの含有量も多く、骨の形成サポートに役立ちます。
他にも、カルシウムや鉄などのミネラル、ビタミンCも含まれています。
意外と使える春菊+豚肉のレシピ
◆生で食べよう
春菊はアクが少ないので、生でも食べられます♪ 特に旬の春菊の葉は、やわらかくて食べやすいのでおススメ。さらに生で食べれば、栄養素を残らず摂取できます。
茎の下の部分は固いので、葉だけ・もしくは茎部分は別途茹でるなどして食べるのをおススメします。
カリっと焼いたベーコン、ナッツなどと合わせてサラダでどうぞ。
またしゃぶしゃぶ用豚肉を茹でて、生の春菊といっしょにぽん酢などで食べるのもおススメですね。
◆スープで栄養を逃さない
春菊の栄養素の多くは水溶性。茹でるとお湯の中に栄養素が出てしまいます。
そこでスープです。汁物の具にしてしまえば栄養素はしっかり摂れます。
- 味噌汁の具として、春菊とバラ肉を合わせて。ボリュームも出て身体も温まる1杯に。
- 中華スープにするなら、豚肉の他に、春雨などを入れるとお腹も満たされますね。
- エスニック風に、ナンプラーなど魚醤を使った味付けも合います。パクチーのような使い方も良いですね。
中華風やエスニック風なら、春菊を細かく刻み、豚ひき肉と合わせてお団子にしても◎!
また - ハムやベーコンと春菊を合わせた洋風スープも良いですよ。コンソメなどで味付けしてやさしい一杯に♪
その他にも、ハーブ感覚でハムなどとピザの具にしたり、ひき肉と一緒に餃子の具などに使うのもあり。脇役になることの多い春菊をメインに、種類豊富な料理を楽しめそうですね。
【春菊と合わせる!おススメバラ肉はコチラ 200gのスライスです♪】
注意!症状が出たら放っておかないで!
ごくまれに、春菊でアレルギー症状が出る方がいるそうです。
食べた後に、口の中や喉が痛痒い、また吐き気、腹痛、蕁麻疹、呼吸がしづらい…といった症状が出た場合は、放っておかずにすぐ病院へ行きましょう。
最後にちょっと怖いお話になっちゃいましたが(;^_^A
何を食べているか把握しておくってやっぱり大切です!
いかがでしたでしょうか。
意外といろいろ使えるので、「お鍋の時だけ」という春菊のイメージが吹っ飛ぶかもしれませんね。こんなレシピに使ったら美味しかった!というのがあったら、ぜひ教えてくださいね♪