連日暑い日が続いていますね!今年はダブル高気圧により、お彼岸頃まで猛暑が続く予報なんだそう。無理をせず過ごしたいところですが、気が付かないうちに熱中症にかかってしまうことも。意識して予防・対策が必要です。

今日は熱中症対策についてまとめました。最後におすすめレシピつきです!

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こんな症状が出たら熱中症かも!?

頭痛、めまい、立ちくらみ、顔のほてりが治まらない、筋肉痛のようなだるさが続く、筋肉のけいれん、手足ががつる、大量に汗が出る‥。

こんな症状が出たら、熱中症になっている危険性が。応急処置を知っておくといざという時の助けになります。

体を締め付けている際は、服を緩めて、頭より首周り脇の下・そけい部を冷やし、水分補給をしましょう。

それでも体調が良くならない場合は、我慢や無理をせず医療機関へ。

去年の夏、私は何度が就寝時に足がつっていました。いわゆるこむら返りです。
何度か繰り返し起きたので、何か薬を飲んだほうが良いのかな?と思い、近所の薬局で薬剤師さんに尋ねたところ、薬ではなくスポーツドリンクを勧められました。

夏の時期に起きるこむら返りの場合、まず水分不足が考えられるそう。寝ている時にミネラルバランスが崩れることで、こむら返りが起こることが多いそうで、私は正にその症状が出ていたようです。

自分では水分・塩分補給は足りていると思っていたので、「え〜〜ホント?」と半信半疑でしたが、意識的にスポーツドリンクを摂るようにしたら、こむら返りは治ったのでした。


就寝時は汗をたくさんかいていると言われますよね。そのため水分が足りていないと寝ている間にも脱水症状が起きることがあります。
寝る前にスポーツドリンクや水を飲んでおくのも、脱水症状を防ぐポイントです。

熱中症予防!【着る・寝る・食べる】3つのポイント

着る物で体温調節

夏は特に通気性の良い服を選びましょう。

代表的な夏の素材といえば「リネン」ですね。リネンとは麻素材のこと。サラッとした肌触りで見た目も涼しげ。通気性がよく使い込むほどに柔らかくなり、吸水・吸湿性もより良くなります。

下着やタオルに使われる「コットン」(綿素材)も通気・吸水性がよく、おすすめです。


シャツやブラウスも、1枚で着るよりインナー用のタンクトップやTシャツなどを合わせるほうが涼しくなりますし、体が透けにくくなり、汗染みの解消にもなります。

インナーを合わせるのは暑そうと思いがちですが、
インナーを着ることで、かいた汗を吸いその汗が蒸発。すると体温が下がる、という人間が元々持つ体温調節の機能をうまく利用することができます。冷感インナーなどもおすすめ。

インナーの上に、体を締め付けすぎないリネンやコットン素材の服を着て、上手に体温調節をしましょう。

睡眠環境を整える

朝起きて疲れが取れていないという方は、睡眠環境が原因の場合があります。

たとえ眠れたとしても、寝苦しさを感じたり何度も目が覚めてしまうと、翌日に疲れが残ってしまい、体力不足から熱中症を招いてしまうことも。


体にあった布団やマットレスも大切ですが、夏は通気性・吸水性の良いシーツやタオルケット・枕を使う、エアコンや扇風機を使うなどして、気持ちの良い睡眠環境を整えるとともに、寝る前には水を一杯飲んで、眠っている間も熱中症予防をすることが大切です。

バランスの良い食事  摂りたい栄養素【3つ】!

そしてやっぱり、バランスの良い食事を心がけることも大切です。
冷たいものばかり食べずに、食事はしっかり摂りましょう。

  1. ビタミンB1
    熱中症予防には、ビタミンB1が1番のおすすめ。ビタミンB1は水溶性ビタミンの一つで、疲労回復やエネルギーを作る栄養素です。
    特に豚肉に多く含まれているので、豚肉料理は熱中症予防にピッタリです。
    ビタミンB1は、ウナギ、玄米、昆布などにも多く含まれていますよ。

  2. カリウム
    カリウムも熱中症予防に良い栄養素。大量にかく汗でカリウムが不足しがちになります。
    トマトやほうれん草、レタス、枝豆など豆類、スイカやメロンなどのフルーツで補えます。

  3. クエン酸
    クエン酸も疲労回復にぜひ摂りたい栄養素。クエン酸は乳酸を分解してくれるので、疲れた体にピッタリ。レモンやゆず、かぼすなどの果物、梅干しやお酢など酸っぱい食べ物に含まれています。
    酸っぱい食べ物は、食欲増進にも効果があるので、暑い夏には良いですね。果物酢などのドリンクなどもおすすめです。

もしも熱中症にかかってしまった場合は、食事も無理はせず、喉を通りやすいゼリーやヨーグルトなど食べられるものから食べるようにしましょう。

【レシピ】酸っぱいドレッシングの蒸し豚サラダ

薄切りの豚肉を蒸しトマトやレタスなどと和えます。黒酢ドレッシングやレモン風味のドレッシングなどで一品出来上がり!

黒酢のドレッシング
サラダ油 大さじ2
黒酢 大さじ2
醤油  大さじ2
すりごま 小さじ1
塩  少々

上記の材料を混ぜるだけ!お好みで蜂蜜を加えると、さらに美味しくなります!



ドレッシングは簡単に作ることができるので、オリジナルで作ってみるのも楽しいですね。

また、今家にあるドレッシングにレモン果汁を絞って入れてみる、梅干しを包丁で叩いて入れてみるといったひと手間ドレッシングもおすすめです。


このサラダでビタミンB1、カリウム、クエン酸をしっかり摂ることができます。
水溶性のビタミンB1は、茹でるとお湯の中に溶け出してしまいます。蒸すほうが栄養素を逃さず食べることができます。ぜひ蒸す方法をお試しくださいね。

薄切りお肉の一覧はこちらからどうぞ↓↓



いかがでしたか。
暑い夏の始まり、豚肉のさっぱりレシピでエネルギーチャージしながら、少しでも快適に・健康に過ごせるよう、頑張りましょう!