薬味をメインのおかずに!【大葉】【みょうが】と豚肉
こんにちは。
先日テレビを見ながらうたた寝してしまったのですが、急に足(ふくらはぎ)がつり、あまりにも痛くて飛び起きてしまいました( ;∀;)!!
いわゆるこむら返りです。どうして足がつる時って前触れなく、いきなりつるんでしょう…。急だと痛みで大声が出てしまい、一緒にいる人をビックリさせてしまいますね(;^_^A
その後も数日の間こむら返りを繰り返し、これは何か薬を飲んだ方が良いのかなと、近所の薬局で薬剤師さんに質問したところ、スポーツドリンクを勧められました。足がつるのにはいろいろな理由があるのですが、夏の時期に起こる場合、特に水分不足が考えられるそうです。寝ている時などにミネラルバランスが崩れて起こることが多いため、スポーツドリンクが回復に良いよ!とのことでした。
体の不調の原因は人それぞれ違うと思いますが、水分は意識して摂っていきたいですね。特に寝ている間に汗をたっぷりかくと言いますから、寝る前のコップ1杯の水も良いようです。
さて、梅雨明けはまだ先のようですが、夏野菜が店頭にたくさん並ぶようになりました。夏の野菜は色が鮮やかで、香りも良く瑞々しいものが多いですね。サッと湯がいて食べたり、冷やしてそのまま食べたり、夏らしい食べ方も好きです。
そんな夏の野菜の中でも、わたしが特に好きなのが薬味として使う「大葉」と「みょうが」。香りをかぐと、夏が来たな~としみじみ感じます(笑)。
今日はこの2つの野菜について調べてみます。
また、薬味だけでなくたっぷり食べられる!豚肉と合わせたレシピもありますよ♪ぜひご覧ください!
Contents
大葉は薬効がある!? 夏にピッタリな理由
シソの原産・名前の由来
大葉は【青じそ】の別名です。シソには一般的に青じそ、赤じそなどがありますね。シソはミャンマーやヒマラヤなど中国南部が原産で、日本では平安時代から本格的に栽培されるようになりました。
シソは漢字で「紫蘇」と書きますが、カニを食べて食中毒になった若者に、シソを煎じて飲ませたところ回復し、そのシソの色から「紫の蘇る草=紫蘇」と呼ばれるようになったという逸話があります。
シソの薬効とは?
シソには昔から薬効があるとされてきました。例えばその香り。シソの香りに含まれるペリラアルデハイド、リモネン、ピネンといった成分は、食欲を高めてくれる効果があります。
特にペリラアルデハイドという成分には、強い抗菌作用があり、防腐・食中毒の予防にも効果があるため、お刺身のツマとして使われたりします。
一緒に食べて美味しいだけじゃなく、抗菌効果もあるなんて! ほんと和食ってすごいですね。お弁当でも、おかずの仕切りに使ったり、おにぎりに巻いたりなどしますが、これも理にかなった使い方ですね。特に夏は天然の防腐剤としてたくさん使いたいです。
シソには他にもビタミンB1、カルシウム、βカロテンなどが多く含まれています。
ちなみに、なぜ青じそだけ「大葉」と呼ばれるようになったかを書いている記事を見つけました。
「大葉」は、青じその販売会社がかつて葉と芽を区別して販売するために、葉の商品名を「大葉」にしたことから広まった呼び名です。 当時「シソ」と呼ばれていたアカジソと区別する意味もあったようで、実際、アカジソやチリメンジソの葉は「大葉」とは呼ばれません。
出典:「青じそ」「シソの葉」「大葉」、同じ葉っぱなのに、なぜ呼び名が3つ?
区別するため、商品名として使われることになった「大葉」という呼び方。今や一般的な呼び名になっていますね!
大葉と豚肉でメインのおかず
豚肉を中火で炒め、お好みの味付けをします。刻んだ大葉を加え、サッと炒めて出来上がり。
大葉の量はお好きなだけ加えてOK! お皿に盛ったら、さらに刻み大葉を乗せてもいいですね。
味付けには、夏の時期サッパリと食べられるポン酢がおススメです。
醤油やめんつゆなどで味付けし大葉を加え火を止めてから、ピザ用チーズを加えると、食べ盛りのお子さんも満足の1品になります。
他に、ナスや玉ねぎなどと一緒に炒めてもボリュームが出て美味しく食べられます。
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みょうがの逸話が面白い!清涼感のある野菜
「たくさん食べると物忘れ」の由来
東アジア原産のみょうがは、ショウガ科の多年草。日本全国に自生しています。
食用として栽培しているのは日本だけで、中国では漢方として使われている事が多いそうです。
「みょうがをたくさん食べると物忘れがひどくなる」といった言い伝えがありますが、こんなお話があります。
お釈迦様の弟子の一人、周利槃特(しゅりはんどく)は物忘れがひどく自分の名前も忘れてしまうほどだった。彼の死後、墓の周りにみょうがが沢山生えてきたことから、みょうがを食べると物忘れする と言われるようになった。
諸説あるようですが、そんな由来があったんですね!面白い!(^^)
一般的なみょうがは「花みょうが」と言いますが、
ほかにタケノコのような形の「みょうがたけ」という種類も栽培されています。
みょうがでリラックス?癒しの効果
みょうがにはビタミンやミネラル、カリウムなどが含まれており、夏の暑い時期にはぴったりの野菜。みょうがのほとんどが水分なんですよ。
また、あのスッとした香りは、αピネンとう成分。これが免疫機能の改善などに効果があるそう。大葉にもピネンの成分が含まれていますが、ピネンはヒノキやスギにも含まれています。リラックス効果があり、神経の興奮を鎮め、ストレスを緩和してくれます。
みょうがと豚肉でメインのおかず
みょうがをまるごと豚肉で包んだ、肉巻きにします!
手順は、ニンジンやアスパラなどで作る肉巻きと同じです。
味付けには、すき焼きのたれなどを使うと、調味料をそれぞれ計量しなくていいので便利です。
生姜焼きのたれに、豚肉と刻んだみょうがを漬け込み、一緒に焼くのもおススメ!みょうがで爽やかさが増す生姜焼きは、暑い夏も食欲が湧きそうですね。
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いかがでしたでしょうか。
普段は薬味として食べることの多い2つの食材。香りを楽しみながら、お肉と合わせてメインのおかずに!ぜひお試しくださいね。