だんだん暖かくなってきました。暖かくなってくると心配なのが食品の管理です。これからどんどん気温が上がり、湿気の多い季節もやってきます。特に、お弁当派のみなさんは気をつけたいところです。
今日はお弁当が傷まないために気をつけたいこと、豚肉を使った、傷みにくいおかず作りなどをまとめてみたいと思います!
Contents
最初のポイントはこの3つ
1.調理器具を清潔に!
お弁当箱、まな板、菜箸、お皿などお弁当作りに必要な食器や器具はいつも綺麗にしておきましょう。特にお弁当箱にゴムパッキンなどが付いている場合は、外して洗い、しっかり乾かしてから仕舞うようにしましょう。
また、調理台、水回りなども清潔にしましょう。
2.素手で触れないようにする
おにぎりを握るとき、おかずを詰めるとき、素手でやってしまうことありませんか?しっかり手を洗っていていも、菌が付着していることがあります。
ラップ越しに握る、菜箸を使う、また使い捨ての手袋を使うなどなるべく素手で触らないように気をつけましょう。
3.あなたに合ったお弁当箱を
お弁当箱にはいろんな素材が使われていますが、やっぱり使いやすいのはプラスチック製ですね。電子レンジで温められたり、軽くて持ち運びもしやすいです。
匂いや色がつきやすい、傷がつきやすいなどのデメリットがありますが、100円ストアなどでも気軽に買うことができます。
傷みにくさを重視するなら、アルミ製のお弁当箱がおすすめです。アルミは熱伝導率が良いので、保冷剤などを添えると素早く全体を冷やすことができます。
ただし、アルミ製のお弁当箱は電子レンジが使えません。保温庫を使う、湯せんにかけるなどして温めることができます。
冷やすのと同じく温めることも素早くできることがアルミ製の良いところです。
また曲げわっぱなど天然素材で作られたお弁当箱は、その素材である杉やヒノキ自体に殺菌作用があるので、特に夏場のお弁当にはぴったり。冷蔵庫や電子レンジを使うことはできないといったデメリットはありますが、中身が傷みにくくご飯やおかずも美味しく感じます。夏場は保冷剤と一緒に持ち運びしましょう。
夏のお弁当、おかずはこんなものを入れる!
1.水分の少ないおかずを入れよう
水分は雑菌繁殖の原因になります。水分の少ないおかずを入れるようにします。
彩りにトマトやきゅうりなどを入れることがありますが、暖かくなってきたら入れるのは避けましょう。
また、おひたしなどの青菜などを入れる場合は、しっかり水分を絞ってください。醤油などは別容器に入れていきましょう。
2.しっかり味付けしよう
濃いめの味付けにすることで、おかずが傷みにくくなり、冷めても美味しく食べることができます。マヨネーズやケチャップ、ソースなどは個別包装のものを用意し、食べるときにかけるようにしましょう。
ご飯は具材を混ぜ込むものは水分が残って傷む原因に。夏場は混ぜご飯を避けて、個別包装のふりかけなどが良いでしょう。
ご飯は、米3合に対し小さじ1のお酢を加えて炊くと傷みにくくなります。
3.加熱したものだけ入れよう
火を通したおかずだけ入れます。作り置きしたおかずも、お弁当に入れる分だけ別に取って火を通し直します。レンジでもOKですがしっかり温め、冷ましてからお弁当箱に入れましょう。ハムやちくわ、蒲鉾などそのままお弁当に入れられるものも、夏場は火を通してから入れましょう。
4.よく冷ましてから入れよう
ご飯、おかずどちらもお弁当に詰める前によく冷まします。冷めたら菜箸で、おかずカップや仕切りなどを使って詰めていきます。おかずカップなどは使い捨てのものの方が安心です。お弁当バッグに入れる際は、保冷剤などを付けるとより良いですね。
抗菌作用のある食材
酢
梅干し
カレー粉
唐辛子
わさび
生姜
パセリ
大葉
パセリの栄養価は高く、特に女性の体に嬉しい栄養素(鉄、葉酸など)が多い野菜です。洋食などによく付け合わせとして添えられていることがありますが、
口臭予防のほか口の中をさっぱりさせる効果があるためなんだとか。
パセリはセリ科の植物。香りの成分のひとつ「アピオール」は抗菌・殺菌作用があるとされ、お刺身などにも添えられることがあります。
同じような理由で、大葉が使われたりもします。お弁当にも、パセリや大葉を添えれば彩りも良くなりますね。パセリや大葉をお弁当に入れるときは、よく水気を切ってくださいね。
そのほか、カレー粉や唐辛子など辛味のあるものや、お酢や梅干しのような酸味のあるものなど、お弁当のおかず作りにうまく取り入れてみましょう!
カレー粉で味付け!豚こまの唐揚げ
- 豚こまに、酒、醤油、カレー粉、おろしニンニクを適量加え、よく揉み込みんでおきます。
- 豚こまを適当な大きさに丸め、片栗粉をまぶします。
- 180度に熱した油で揚げて出来上がりです。
梅しそチーズ巻き
- 豚肉は、お好きな部位のスライスを使いましょう。
- 梅干しの種を取り除き、包丁でたたきます。
- 豚肉にしそ、スライスチーズ、梅を乗せくるくる巻いていきます。
チーズは、お肉の幅に合わせてカットしておきましょう。 - そのままフライパンで焼くか、または衣をつけてフライにしても◎!
いかがでしたでしょうか。
夏場のお弁当作りにぜひお役立てくださいね!