突然ですが、学生の頃北海道に旅行に行ったとき、ジャガイモに衣をつけて揚げたアメリカンドッグのようなものを食べ、おいしくて感動したことがあります。ジャガイモが苦手なのに!

甘い衣に包まれたホクホクのじゃがいもは相性抜群で、家に帰ってきてから真似して作ってみたのですがあまり美味しくなくて、やっぱり本場で・本場のジャガイモで食べることも美味しさのエッセンスなのかな~と思ったりしました(笑)。

調べてみると、あげいも という名前のようです。また北海道に行って食べたいな~。早く日本各地・世界各国、安心して旅行できるようになると良いですね。
もちろん!我が宮城県にも美味しいものたくさんあるので、色々落ち着いたら遊びに来てほしいです(*^-^*)


さて今日は、豚肉の加工品を食べる時にふと思う「〇〇と●●の違いって何?」という疑問をまとめてみます。
ぜひご覧ください!





Contents

ソーセージとウィンナーの違いは?

ソーセージは、塩・スパイスなどをひき肉に混ぜ腸詰し、燻製などの処理をして作られる保存食。
腸詰する肉やスパイスの割合などで、たくさんの種類があります。

ウィンナーとはソーセージの一種であり、発祥地の名前でもあります。

正しくはウィンナーソーセージと言い、ウィーンが発祥地。
その他、
フランクフルトソーセージ(ドイツ・フランクフルト)、
ボロニアソーセージ(イタリア・ボローニャ)、
リオナソーセージ(フランス・リヨン)など発祥地の名がついたと言われるソーセージがたくさんあります。大きさ・作り方など多種多様です。


サラミとカルパスの違いは?

サラミカルパスも、ドライまたはセミドライソーセージの事を指します。

違いは、その発祥地。サラミはイタリアカルパスはロシア発祥。

「サラミ」の語源はイタリア語の「sale(塩)」。
「カルパス」は、ギリシャ語の「カルポス(καρπός)」が由来で、意味は“新鮮な野菜”なんだそう。

また原材料にも違いがあり、
サラミには豚肉の他、牛のひき肉を使用しますが、
カルパスは、さらに鶏ひき肉も使います。

ちなみにペパロニは、アメリカ風サラミのことで、パプリカやチリペッパーなどで味付けしたもの。よくピザなどにトッピングされていますね。


ドライソーセージとは、文字通り、乾燥させたソーセージのこと。ソーセージの水分を減らし乾燥させる製法で、保存性を高めています。水分の含有量で呼び名が変わり、水分含有量35%以下のものを「ドライソーセージ」、55%以下のものを「セミドライソーセージ」と言います。


ロースハムとボンレスハムの違いは?

豚ロースを使用したロースハムと、豚モモ肉を使用したボンレスハム
大きな違いは、使用する部位です。
実はロースハムは日本特有のハムなんですよ。

日本ではロースハムの方が人気ですが、海外ではモモ肉で作るボンレスハムや骨がついているハムが主流です。

大正10年、ドイツ人捕虜として日本で食肉加工業をしていたローマイヤー氏が、
ハムやソーセージとしては使い道のなかったロース肉で、日本人の好みに合うハムを作ろうと研究を重ね、完成したものがロースハム。

それまで高級品だったモモハムやソーセージより安価であり、サッパリした味が日本の一般家庭で広まっていったようです。ちなみに「ロースハム」は和製英語です。


ベーコンとハムの違いは?

ではベーコンハムは何がどう違うのでしょうか。

大きな違いは製造方法。基本的な作り方として、ハムは燻製後に茹でる・または蒸すといった工程がありますが、ベーコンにはその工程がありません。

大まかに言うと
ハム  は塩漬け→熟成→燻煙→茹でる(蒸す)→冷却という流れですが、
ベーコンは塩漬け→熟成→燻煙という流れ。

また、「ハムはモモやロース」、「ベーコンはバラ肉」と使用する部位も違います。生ハムに関しては、茹でる(蒸す)工程がないため、ちょっとベーコンよりですね。


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いかがでしたでしょうか。
ちょっとした違いのようで、実は大きな違いがあったりしますね!
豚肉加工品は保存性を高めるため塩分などが使われていますから、食べ過ぎに注意しつつ、おいしく食べたいですね!