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こんにちは☺ 

先日、JAPAN Xを使って切り干し大根の煮物を作りました。なんだか豪華な1品です(笑)。よく切り干し大根を料理に使うんですが、手軽だし重宝しています。

お米に混ぜて炊いたり、サラダにしたり。
切り干し大根は、生のダイコンよりカルシウムが20倍くらい増えてるらしいです(*_*)! 天日干しすることで、栄養素が凝縮されるんですって。


切り干し大根もそうですが、昔は好きじゃなかったけど大人になるにつれ美味しいな~と感じるようになったものって沢山あります。

例えばカボチャ。昔はカボチャ料理全般苦手でした。
特に給食に出るカボチャのフライがとっても苦手で、一か月の献立を見てはその日がくるのを恐れていました(笑) 舌ざわりや甘みが苦手だったのに、今はカボチャ大好きです。


私が小学生のころの給食メニューにはよくパイナップル入り酢豚がありました。……これもあまり好きじゃありませんでした。
でも、パイナップルが入っていることが嫌とか、酸っぱいものが苦手とかではなく、お肉が固く美味しくなかったからだった気がします。そのイメージがあるからか、今でもあまり酢豚は食べないかも…。


なんだか、やわらかくて美味しい酢豚を食べたくなってきたので、パイナップル入り酢豚について調べてみました!

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パイナップル入り酢豚は上海生まれ

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中国での料理名は「菠蘿古老肉」(ボールオグーラオロウ)。パイナップルと豚肉の甘酢あんかけのことです。

「清」の時代、上海で生まれたと言われています。
中国に住んでいる欧米人を相手に、高級感のある料理を出そうと考えたのがきっかけで、パイナップルを入れるようになったんだそう。

その当時のパイナップルはとっても貴重な高級品だったそうです!
その後、満州を経由し日本にも渡ってきました。




パイナップルの原産国はブラジル。
名前の由来は、松ぼっくり(松(pine)+実(apple※)=pineapple)に外見が似ていたため18世紀頃からそう呼ばれるように。
※かつてはリンゴだけでなく果実全般を「apple」と読んでいたそうですよ。


パイナップルには、ビタミンC、食物繊維、鉄、マグネシウムなどが豊富に含まれており、美肌効果、消化不良の改善などに効果があります。

ただし糖分が多いのでたくさん食べると肥満の原因にもなります。
また南国の果物だけあって身体を冷やしやすいので、食べすぎは禁物です。

パイナップルでお肉がやわらかくなるの?

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パイナップルを生で食べたときに舌がチクチク・ピリピリしたことはありませんか?あのチクチク、パイナップルに含まれるたんぱく質分解酵素「ブロメライン」の働きのために起こります。

舌は、唾液中に含まれるたんぱく質で覆われています。
唾液は食べ物を湿らせたり喉ごしを良くするだけでなく、粘膜を潤し声を出す働きを助けたり、粘膜を保護する作用があります。


しかし、パイナップルに含まれる「ブロメライン」がこのたんぱく質を分解してしまい、口の中の粘膜があらわになることで、チクチク、ビリビリといったように感じるのです。
パイナップルのほかにも、キウイやいちじく、パパイヤやメロンなどにも同じようなたんぱく質分解酵素が含まれています。


そう、この「ブロメライン」という酵素があるため、肉のタンパク質は分解され、やわらかくなるのです。


ですが、ブロメラインの働きは、60度以上の加熱処理で効果が失われてしまいます。
※ちなみに、加熱処理された缶詰のパイナップルは、食べても舌がチクチクしません。

チクチクが苦手…という方は、同タンパク質分解酵素があるヨーグルトや牛乳と一緒に食べるとチクチクを感じにくくなるそう。
タンパク質分解酵素が口の中で結びつくので、痛みが和らぐんだとか。

酢豚のお肉をやわらかくしよう

ポイントは3つ。

  1. 肉の筋切りをする
  2. 肉をパイナップルの果汁に漬け込む
  3. パイナップルは最後に加える
  1. まずお肉の筋切りが大切です。筋は、赤身と脂身の境目にあるので、そこに包丁を入れて筋を切ります。
    肉は高温になると縮んで固くなっていきますが、筋を切ることで縮むのを抑え固くなるのを防いでくれます。

  2. 次にお肉をパインの果汁に漬け込みます。
    缶詰のパイナップルの汁は、加熱処理されているので、お肉をやわらかくする効果はあまり期待できません。
    パイナップルをブレンダーなどにかけた果汁や、加熱処理されていない果汁100%ジュースをお勧めします。

    大体10~15分ほど漬けます。あまり長時間漬けておくと、火を通したときにお肉がボロボロになってしまうので漬け込みすぎには気を付けましょう。

    ※とはいえ、生パインの果汁なんていつでもお家にあるわけではないですよね(;^_^A 「ヨーグルトや、すりおろした玉ねぎ」などに漬け込んでも同じ効果がありますよ♪

    酢豚以外でも、この漬け込み技(笑)は使えますので、ポークソテーなど作る時にもおススメ。
    漬けた後の果汁やヨーグルト、玉ねぎは、ソースとして上手に使っちゃいましょう。

  3. パイナップルは最後に投入して、お肉や野菜とからめましょう。あまり火を加えすぎないことで、フレッシュさが残ってサッパリ♪



【酢豚におススメ!ロース肉はコチラからどうぞ♪】

ということで、酢豚のお肉をやわらかくする3つのポイントがわかりました!

なかなか生のパイナップルを使って作るのは大変そうなので、
わたしは玉ねぎのすりおろしにお肉を付けて、缶詰パインを投入!で作ってみようと思いますが、
一度、丸ごとパインを買って、ザクザクカットして使ってみたいですね(*^-^*)