【お肌も喉もカラカラ!】乾燥肌を潤して、冬を乗り切ろう!ビタミンBたっぷり豚肉レシピ
お肌に潤いを与えてくれる食材には、どんなものがあるかご存知ですか?大豆食品や卵、根菜などもおすすめですが、ビタミンB群が豊富な豚肉は特に一押しです!
今日は、冬のカサカサ乾燥肌のなぜ?と、おすすめ食材などをまとめました。
ぜひお読みください。
Contents
冬のお肌乾燥原因
冬になり気温が下がるのと同時に、空気中の水分(水蒸気)も減っていくため、湿度が下がっていきます。さらに室内でも、暖房器具の使用で湿度が下がるため、屋内外問わず空気が乾燥した状態になっていきます。
からだも乾燥して、肌のターンーオーバーに乱れが生じ、バリア機能が低下してゆくと、さらに身体から水分が蒸発し、肌に必要な水分が失われる結果に。
その結果、肌荒れなどのトラブルにつながります。
冬になると白く粉を吹いてしまったり、痒みが生じて掻きむしったりという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
こういった肌荒れを防ぐために、どんなことに気を付けていけば良いでしょうか。
お肌の乾燥を防ぐために
- 加湿する
加湿器を使う他にも、簡単にできることとして「濡れたタオルを置いておく」「沸騰したお湯を置いておく」など浮かびますね。
濡らしたタオルをハンガーなどで部屋に吊るしておいたり、ヤカンでお湯を沸騰させ蓋を外して部屋に置いておく(危険なのでぶつかって落としたりしないよう気をつけましょう!)などはすぐできるのでおすすめ。 - 水分を摂る
外側からだけでなく、内側からも水分を摂りましょう。一番良いのはお水ですが、体を冷やしにくい白湯がおすすめ。
水分はたくさんとっているのにお肌や喉が乾燥するんだけど…という方、その水分ってジュースやコーヒーではないでしょうか。
糖分の多いジュースやコーヒーでは一時的に喉は潤っても、乾燥を防ぐにはあまり効果がありません。
過度な糖分は、乾燥肌を防ぐのに不可欠なビタミンBを失わせ、肌の老化につながります。
コーヒーのカフェインは、利尿作用があるため体内の水分を失いやすいほか、血管を収縮させ肌のターンオーバーを乱すことも。
冷たい飲み物の他に、果物の食べ過ぎもあまり良くありません。 - 体を温める
体が冷えると血の巡りが悪くなり、肌に必要な皮脂を減らし乾燥を招きます。女性は特に冷えやすので、ショールやカーディガン、レッグウォーマーなど脱ぎ着しやすいものを準備しておくと良いですね。 - からだを洗いすぎない
からだに痒みが出るほど乾燥してしまう方は、体の洗い過ぎかもしれません。
体を洗う時は、ゴシゴシするのは禁物です。シャワーだけでも汚れは落とせるので、毎日体の隅々まで洗う必要はありません。
皮脂や汗で汚れやすい「首から胸元、背中、耳の後ろ、脇の下、足の指間」などはふんわりと泡立てた泡で強くこすらずに洗いましょう。デリケートゾーンもゴシゴシ洗わず優しく洗います。
また、熱いお湯も乾燥を招きます。お風呂の温度は40度以下がベスト。じっくりお湯に浸かって体を温めましょう。
痒みが特にひどい時は、タオルの摩擦も控えたいところ。そんな時のおすすめはバスローブ。タオル代わりにそのまま羽織ればOKです。バスローブだとサッと水滴が拭き取れ摩擦も最小限で済みます。
体に密着して水滴を吸い取りつつ蒸発を防ぐため、保湿しつつ肌の乾燥を抑えます。さらに温まった体の熱も逃がしにくくなります。
汗が引き水滴が取れたら、部屋着などに着替えましょう。
お風呂上がりには、お肌に合ったクリームなどでスキンケアもお忘れなく。
喉も乾燥してる!舌の位置をチェック
喉の乾燥の一番の理由は「口呼吸」。
口呼吸になる原因の一つに「アレルギーや副鼻腔炎などで起こる慢性的な鼻詰まり」等が挙げられますが、マスク生活が長かったこともあり、口呼吸をしてしまう人が増えた ということもあります。
それでなくても冬は喉が乾燥しやすい季節なのに、口呼吸をすると余計に口中も喉もカラカラになってしまいます。
風邪を引くと体内の水分が減り脱水症状が起こることがありますね。こういった理由でも喉が乾燥します。
持病で喉が渇きやすくなるといったこともありますが、そういったことが考えられない場合は、口呼吸していないかチェックしてみましょう。
「寝ている時いびきをかく、朝起きると口の中がカラカラ、口臭が気になる」などに当てはまる人は、口呼吸をしている可能性が高いです。
気になる方は「口呼吸 診断」等で検索してみましょう。
口呼吸を防ぐには「本来舌があるべき位置にあるかどうか」が重要。
舌全体が、上顎にピタッとくっついているのが正しい位置です。
本来の位置に舌があることで、口呼吸を防ぐほか歯の噛み締めも防ぎ、適度な唾液が出るので虫歯や歯周病・口臭なども防ぎます。また口周りの筋肉の緩みを改善し、顔のたるみやしわの解消につながったりと良いことづくめ!
慣れないと違和感がありますが、舌の位置を見直してみましょう。
からだを潤す食べ物
白い食べ物
東洋医学では「黒い食べ物は腎臓を癒やし、白い食べ物は肺を癒す」 と言われています。
特に乾燥が気になっている人には「白い食べ物」がおすすめ。
冬の冷たい空気を吸って、肺も乾燥しているイメージでしょうか。肺が弱ることで、風邪を引いたり喉やお肌にも影響してきます。
気温が下がったこの時期こそ、意識して白い食べ物を摂ってみましょう。
肺を潤すためには「大根、レンコン、山芋、生姜、豆乳、白キクラゲ、白ごま、梨」など白い色の食材が良いとされています。
特に、大根やレンコン・山芋は冬が旬ですよね!旬の野菜を食べることは、理にかなっています。
喉が痛い時なども、白い食材はおすすめ。
特に大根やレンコン、ネギなどはビタミンCや炎症を抑える作用があるので、喉が痛い時や風邪気味の時などにピッタリ。また、うどんやお粥など喉ごしが良い食べ物も良いですね。
ちなみに「黒い食べ物」は肝臓を癒やし、ホルモンバランスを整えてからだを温めると言われています。
「黒豆、ひじき、海苔、黒ゴマ、キクラゲ、黒米、プルーンなどドライフルーツ」といった黒い食材は、ビタミンやミネラル豊富。
腎臓はホルモンを作る臓器で、泌尿器だけでなく、生殖などにも影響します。
特に不妊や生理不順のほか、最近疲れやすいな〜とか、白髪が増えたな〜という人にもおすすめです。
偏った食べ方は栄養過多になることも。乾燥が気になる時は白い食べ物・冷えを感じる時は黒い食べ物を使った献立を考える、お弁当のおかずには「白黒両方」のおかずを入れてみるなど、バランスを考えながら取り入れてみてくださいね。
栄養素の面から見てみると、からだを潤すものとして重要なのがビタミン群。粘膜保護や肌の酸化防止など、ビタミンは身体の健康に欠かせません。
乾燥肌はターンオーバーが乱れることで起こりますが、この乱れを整えてくれるのがビタミンB2やB6。
豚肉にはビタミンB群がたくさん含まれているので、実は美しいお肌や健康な体づくりのためにしっかり食べたい食材です。
ビタミンB1、B2、B6など豊富な豚肉を使って、乾燥から身体を守りましょう!
薄切りにんじんと豚肉の胡麻味噌炒め
にんじんに含まれるビタミンAは、肌荒れを防ぐ効果があります。
お肌の乾燥のほか、シミやシワなどを防いだり、粘膜の健康維持などに役立ちます。
ビタミンAは脂溶性。脂と一緒に摂取すると、より吸収力がUP!ぜひ豚肉と一緒に調理しましょう。
※画像はイメージです。
にんじんはピーラーで薄切りすると、火が通りやすく食べやすい!白い食べ物(白ごま)も加えて、からだを潤してあげましょう!
- にんじん 1本
- 豚小間肉 200g
お好みで、玉ねぎや葉物野菜など加えても◎!調味料は加減してください。 - 酒 大さじ2
- 白すりごま 大さじ2
- コチュジャン 大さじ1
※味噌で代用してもOK! - さとう 小さじ1
- みりん 小さじ1
調味料は、予めよく混ぜておいてください。
- にんじんは皮を剥いて、ピーラーで薄くスライスします。豚肉は塩胡椒で下味をつけておきます。
- 油を熱したフライパンで、豚肉を炒めます。火が通ったらにんじんを加え、火が通ったら調味料を入れ、汁気がなくなるまで炒めたら出来上がり。
いかがでしたか。乾燥を防いで、冬も健やかに過ごしましょう!美味しい豚肉料理もぜひお楽しみください。