スーパーマーケットに並ぶたくさんのお肉。
お料理に合わせて選んだり、価格や容量をチェックしたりしますよね。
さらに、新鮮さやおいしさの見分けが出来れば、最高!
指で押してチェック、顔を近づけて匂いをクンクン…なんてことはマナーとして良くないですから、目で見てチェックしましょう!
今日は「美味しい豚肉の見分け方」についてお伝えしたいと思います。
Contents
まずは色をチェック!
新鮮でおいしい豚肉は、赤身部分が「淡いピンク色」をしています。
少しだけ灰色っぽさもあります。
脂の部分は、艶やかな「白」。少し乳白色といった部分もあります。
また、色については部位によって多少違ってきます。
運動量の多い、肩肉・モモ肉などはやや濃い色になっています。
鮮度が落ちていくと、以下の様に色が変化していきます。
◎色の経過
淡いピンクにうっすら灰色(脂:白)
↓
ピンク色が褪せ、灰色が強くなる(脂:黄色っぽくなってくる)
↓
黒っぽくなり、最終的には青くなる(脂:黒ずんでくる)
表面をチェック!
新鮮なものは、お肉の表面が瑞々しく見え光沢があります。
またキメが細かく、滑らかな切り口も新鮮な証です。
赤身と脂身の境目がしっかりわかるものも、新鮮です。
境目がぼやけていたり、さらには赤身と脂身の間に隙間が出来て、剥がれているようなものは鮮度が落ちている証拠。
見た目のみずみずしさ、切り口にも注目してみましょう。
ドリップをチェック!
お肉のトレイに赤い水分がたくさん出ていることがあります。
これはドリップといい、お肉のカット、冷解凍などで肉の細胞が傷つき、肉の水分が流出してしまったものです。
ちなみに、あの赤い色は、赤い色素のタンパク質の色であって、血液ではありません。
※詳しくはこちら(ドリップについての記事)も合わせてご覧くださいね。
ドリップには、お肉の旨みも含まれていますが、一度出てしまった旨みはお肉と一緒に調理しても元には戻りません。
なるべくドリップが出ていないお肉の方が、水分がありジューシーな味を楽しめます。
まとめ
- 新鮮な豚肉は、少し灰色がかった淡いピンク色をしている。
- 表面が瑞々しく、赤身と脂身の境目がはっきりしている。
- ドリップが少ないものの方が、旨みがありおいしい。
新鮮で、旨みのあるお肉で調理すれば、よりおいしい料理になること間違いなし!ぜひ参考にしてみてくださいね。